足の指の間がしびれる(モートン病)

足の指の付け根がしびれたり痛む、 つま先立ちをすると痛い、しゃがむと 痛い、ハイヒールを履いていると痛む…

その痛み・しびれ、ひょっとしたらモートン病かもしれません。

今回はモートン病についてお話をしていきます。

モートン病とは


モートン病とは、足の指の間を通る 神経が圧迫されることによって起こる神経障害の一種です。

症状

個人差はありますが、足の第3~第4足趾間のしびれ・痛み・灼熱間などの神経症状が出現します。

前足部の足底に小さな痛みを伴う腫瘤を主訴にされる方もいます。

また、パンプスや硬い革靴など、足の負担がかかりやすい靴を履いた状態で、第3・4足指の間(中指と薬指の間)に痛みやしびれを感じる症状です。

重症化すると痛みが増すことが多く、足全体にまで症状が広がる恐れがあります。

原因

中腰での作業が多い方や、ハイヒールをよく履く方など、つま先立ちの姿勢を長時間していると起こりやすくなります。また、モートン病になる人の8割以上が女性といわれており

① 足の裏のアーチの形成不全

② 足根骨(そっこんこつ)の歪み

③ 足裏の筋膜の硬化
が主な原因として考えられます。

自分でできる対策

①足に合う靴を履くこと

②ヒールの高い靴は避ける

足底のアーチの強化(タオルギャザー)

④青竹踏みや足裏のマッサージをする

一般的な「モートン病」の対処法とは?

一般的には足のアーチ補正目的でのインソールや湿布の処方、安静の指示が一般的です。また、痛みがひどい場合は温熱療法や電気療法、痛み止めの注射などを行います。

1. 安静の指示

2.痛み止め薬の処方

3. インソールの作成

4. ブロック注射

3か月ほど上記の保存療法をおこなっても改善が見られない場合は手術の適応になる場合もあります。

当院では

当院では「なぜその状態になってしまったのか?」という原因を探し、その原因からアプローチをしていきます。

  • 足根骨のゆがみはどうなのか?
  • 足底の筋膜の硬化はないか?
  • 身体の重心軸の移動は正常に出来ているか?
  • 股関節・膝関節のバランスは崩れていないか?

 身体のバランスが崩れている状態が日常化し、結果としてモートン病になってしまうのです。

まず、下半身の歪みによるバランスの崩れを矯正して、自宅でも簡単に出来るエクササイズを覚えていただくことで、各関節や骨盤が安定した身体を作ることができるため、結果としてモートン病からの開放へと導けるようになります。

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