走ると、すねの内側が痛い。休んで少し落ち着いたのに、練習を再開するとまた痛む。
「大会までに走れるだろうか」「練習を休み続けていいのだろうか」。そんな不安を抱えていませんか?
すねの内側の痛みには、シンスプリント(脛骨内側ストレス症候群)が関係することがあります。ただし、似た痛みでも脛骨の疲労骨折などが隠れていることがあり、痛む場所だけで決めつけることはできません。
大阪府池田市のオアシス整骨鍼灸院では、症状が出る場面や練習量の変化を伺い、必要に応じて足・膝・股関節の状態や動作、シューズを調べます。その結果を分かりやすくお伝えし、今できる運動と今後の進め方を一緒に考えます。

こんなお悩みはありませんか?
- ランニング中や練習後に、すねの内側が痛む
- 最初は走り始めだけだったのに、最近は痛む時間が長くなってきた
- 休むと軽くなるものの、練習を再開すると痛みが戻る
- 部活や大会があり、どの程度の運動なら続けてよいか分からない
- すねの痛みだけでなく、靴や走り方も気になっている
これらはシンスプリントでみられることのある症状です。ただし、症状だけで病名を判断することはできません。
シンスプリントとは?
シンスプリントは、主に運動によってすねの内側(脛骨の後内側)に痛みが現れる状態で、「脛骨内側ストレス症候群(MTSS)」と呼ばれます。
ランニングやジャンプなどの繰り返しによって、脛骨とその周囲の組織にかかる負担が蓄積することが関係すると考えられています。「骨膜炎」と表現されることもありますが、単純な炎症だけで説明できるものではなく、骨へのストレスも考慮する必要があります。
典型的には、すねの内側に沿って比較的広い範囲が痛み、運動中や運動後に症状が現れます。一方で、一点に強い痛みが集中する場合や日常の歩行でも痛む場合は、疲労骨折なども考えて医療機関での評価が必要です。

まず医療機関での確認をおすすめするケース
すねが痛いからといって、すべてがシンスプリントではありません。特に、骨へのストレスによる障害や、神経・血流に関係する状態との区別が重要になることがあります。
次のような場合は整形外科などでの評価を優先してください
- すねの骨の一点に強い痛みがあり、押すと鋭く痛む
- 歩行でも痛みが強く、体重をかけることがつらい
- 運動をしていないときや夜間にも痛みが続く
- 痛みが徐々に強くなっている、または長く続いている
- 運動時に強い張りに加えて、しびれ・脱力が出る
突然の激しい痛み、急速に強くなる腫れ、しびれや脱力を伴う場合は、緊急性の高い状態の可能性もあります。その場合は、救急診療を含めて直ちに医療機関で評価を受けてください。
疲労骨折などが疑われる場合、画像検査が必要になることがあります。当院でも、医療機関での診察が必要と考えられる状態では受診をおすすめしています。
なぜシンスプリントが起こりやすくなるのか
大切なのは、走った距離だけでなく、その運動量に身体が対応できているかどうかです。シンスプリントには複数の要因が関係し、誰にでも同じ原因があるわけではありません。
練習量・強度の変化
走行距離、練習日数、ダッシュやジャンプの回数が増えた時期と症状の出始めを照らし合わせます。
回復やコンディション
休養、練習の連続、睡眠、食事の状況なども負荷に対応するうえでの情報になります。
筋力・可動性・走動作
ふくらはぎ、股関節、足関節などの状態や、走るときの動きを必要に応じて評価します。
シューズや路面環境
靴のサイズ・履き方・摩耗、走る路面の変化などが手がかりになることがあります。
足のアーチが低い、回内が大きい、といった特徴がみられることもあります。しかし、「扁平足だからシンスプリントになる」「姿勢が悪いから痛む」と一つの特徴だけで原因を決めつけることはしません。
まず痛みを確かめ、練習と身体の状態を一緒に整理します
「足の傾きが悪いから」「走り方が悪いから」と最初から原因を決めつけることはしません。どの場所が、どんな動きで、いつから痛むのか。まず、すねの状態と練習の経過から確認します。
01 痛みの場所と受診の必要性
痛みの広がり方、骨を押したときの反応、歩行時の痛みなどを伺います。疲労骨折などが心配な場合は、先に医療機関への受診をご案内します。
02 練習内容と症状の変化
走行距離、練習頻度、路面、大会前後の練習内容に変化がなかったか。運動中だけでなく、その日の夜や翌日の反応も伺います。
03 足・膝・股関節と動作
必要に応じて足関節や股関節の動き、筋力、片脚動作、歩行・ランニング動作をみます。写真や動画を使って一緒に振り返る場合もあります。
04 足のサイズと普段のシューズ
靴のサイズや履き方、使用状況を確認することがあります。足部検査やインソールを、すべての方に一律に勧めることはありません。


評価した後は「どうすればよいか」までお伝えします
身体の状態をご説明したうえで、練習をどの程度調整するか、どんな運動から始めるか、今後どんな反応をみていくかを一緒に整理します。部活動や大会の予定、仕事や日常生活の事情も遠慮なくお聞かせください。
当院の考え方は、痛む場所だけを見るのではなく、その先の「また走りたい」という目標も大切にすることです。
シンスプリントへの対応は、練習負荷の調整が基本です
まず大切なのは、痛みを悪化させている可能性がある運動負荷を見直すことです。痛みを我慢して走り続けるのは避けたい一方、休養だけで競技復帰の準備が整うとも限りません。症状の程度によっては、医療機関での評価や一時的な運動中止を優先します。
痛む動作を一時的に減らす
走る距離やペース、練習頻度、ダッシュ・ジャンプ量などを調整します。競技を休む必要がある場合もあれば、状態に応じて衝撃の少ない運動を検討する場合もあります。
運動を段階的に再開する
症状が落ち着いたあとは、筋力や身体の状態に応じて、ふくらはぎや下肢の筋力トレーニング、片脚動作、歩行・走行に必要な運動へと段階的に進めます。運動後や翌日の痛みも参考にしながら負荷を調整します。
必要に応じて手技・物理療法・靴の調整を組み合わせる
筋肉や関節の状態に応じて手技や物理療法を用いることがあります。また、靴やインソールを検討する場合もあります。ただし、これらだけで治ると考えるのではなく、練習量の調整や段階的な運動を中心に据えます。
「大会が近いので、できる範囲で練習したい」「再開する目安を知りたい」といった希望も伺い、必要な受診や休養を優先しながら現実的な進め方を相談します。
ランニング復帰は、距離と強度を一度に戻さない
日常生活で痛みが少なくなっても、以前の距離をいきなり走ると症状が戻ることがあります。まず疲労骨折など、より慎重な対応が必要な骨ストレス障害が疑われないかを確認し、必要な場合は医療機関での評価・運動再開の判断を優先します。そのうえで、歩行や運動への反応をみながら段階的に進めます。
※一般的な一例です。疲労骨折など骨ストレス障害の診断を受けた方には、医師の評価を優先した個別の復帰計画が必要です。
「運動中は平気でも翌日痛い」「走る回数を増やしたら痛みが戻った」という反応も重要です。次の段階へ進めるかは、日数だけでなく身体の反応や競技の状況を踏まえて判断します。
シンスプリントで来院された患者様の声
実際にシンスプリントで来院された患者様からいただいた感想をご紹介します。お一人おひとり、症状や経過は異なります。

20歳・女性|Y.S様
シンスプリントによるランニング時の痛みで来院された方のご感想です。
痛みが軽減されるだけでなく、姿勢や動作の改善も実現できました。
シンスプリントの痛みで思うようにランニングができず、将来に不安を感じていましたが、歩行矯正整体プログラムを受けて大きな改善を実感しました。先生の的確な施術とアドバイスにより、痛みが軽減されるだけでなく、姿勢や動作の改善も実現できました。今では痛みなく自由にランニングができ、心から喜びを感じています。
25歳・男性|K.K様
シンスプリントで来院された方です。ご本人は感想の中で「足の痛み」と表現されています。
靴の評価とインソール療法を受けて改善されました。
足の痛みに悩んでいた私が、オアシス整骨鍼灸院で靴の評価とインソール療法を受けて改善されました。先生が丁寧に靴の機能性や履き方を評価し、専用の医療用矯正インソールを私の足に合うようにカスタムしてくれまして歩行やランニングの姿勢も改善され、驚くほどの効果を実感しています。靴にもこだわるこの整骨院は初めてでした。
※患者様の個人的な感想であり、同様の結果を保証するものではありません。
シンスプリントについてよくある質問
シンスプリントと疲労骨折は、どう違いますか?
シンスプリントはすねの内側に比較的広い範囲の痛みが出ることが多い一方、疲労骨折などの骨ストレス障害では限られた部分に強く痛みが出ることがあります。ただし、症状だけで確実に見分けることはできません。歩くと痛む、一点が強く痛いなどの場合は整形外科での評価を優先してください。
痛くてもランニングを続けて大丈夫ですか?
一律には判断できません。運動中や運動後、翌日の症状、歩行時の痛みなどを確認し、練習の負荷を下げたり休養を取ったりすることがあります。疲労骨折が疑われる場合は、自己判断で走り続けず医療機関に相談してください。
どのくらいでランニングに復帰できますか?
症状の程度、続いた期間、運動量、骨ストレス障害の有無などによって異なります。決まった日数ではなく、日常生活・歩行での痛みや運動後の反応、下肢の機能などをみながら段階的に進めます。
インソールや靴の変更だけでよくなりますか?
靴の状態や足の特徴に応じて、シューズの見直しやインソールが役立つ場合はあります。ただし、それだけですべてのシンスプリントに対応できるわけではありません。練習量や回復状況、筋力などと組み合わせて考えることが大切です。
中学生・高校生でもシンスプリントになりますか?
成長期の選手にも、走る・跳ぶ動作で、すねが痛くなることはあります。ただし、成長期の痛みもすべてシンスプリントとは限らず、疲労骨折などへの注意が必要です。痛みが長引く場合や歩くときも痛い場合は、整形外科などでの確認をおすすめします。
初回はどんな服装や持ち物がよいですか?
膝・足首などを動かしやすい服装がおすすめです。普段使用しているランニングシューズや、練習量の記録があれば参考になります。医療機関で検査を受けている場合は、その内容もお知らせください。
施術に健康保険は使えますか?
当院は自費施術を中心にご案内しています。健康保険の適用には負傷状況などによる条件があります。コースや料金は事前にご説明しますので、料金ページをご確認いただくかお問い合わせください。
参考資料
このページの一般的な医学情報を整理する際に参考にした資料です。
- Medial Tibial Stress Syndrome: A Scoping Review of Epidemiology, Biomechanics, and Risk Factors(2025) — シンスプリント(MTSS)の病態・リスク要因について
- Criteria and Guidelines for Returning to Running Following a Tibial Bone Stress Injury(2024) — 脛骨の骨ストレス障害後のランニング復帰について
※2つ目の文献は主に脛骨の骨ストレス障害を扱うもので、シンスプリントのすべての方に共通する復帰手順を示すものではありません。
院長・施術担当者のご紹介
このページでは一般的な医学情報と当院の対応方針をご紹介しています。掲載内容だけで病名を判断することはできません。医療機関での診断が必要な場合があります。
すねの痛みで、思うように走れない方へ
「練習を続けたいけれど痛みが気になる」「休んでも走り始めるとまた痛い」――そんなお悩みがあれば、今の症状や競技の状況をお聞かせください。
オアシス整骨鍼灸院では、必要な医療機関での確認も大切にしながら、運動や日常生活への復帰について一緒に考えます。
症状名やコースが分からなくても、まずはご相談ください。
