キッズシューズの選び方
「どうせ大きくなるし、大きめのサイズにしとこうか・・・」
お子様のシューズを選ぶときに一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
子供の成長は早く、足のサイズもすぐに大きくなります。
大きめのシューズを買いたくなりますよね。
しかし、大きめのシューズを履くことでお子様に様々なデメリットがあります。
足に合っていないシューズを履くことによるデメリット
- 歩き方が悪くなる
- 運動能力の低下
- けがをしやすい
- 土踏まずが形成されにくくなる
- 将来的に腰痛や膝痛などのトラブルになる
成長期の正しい歩行を習得していく時期に合わないシューズを履いていると歩き方が悪くなり、大人になってからも様々なトラブルの引き金になります。
子供の運動能力が低下
現在、スマホやゲームの普及・コロナウイルスの影響で子供の運動能力の低下が問題になっています。
特に大阪府では全国に比べて体力て巣の(小学校5年生)の平均得点が低いという結果が出ています。
文部科学省のHPの「幼児期運動指針」よると
【幼児期に適切な運動をすると、丈夫でバランスのとれた体を育みやすくなる。特に運動習慣を身に付けると、身体の諸機能における発達が促されることにより、生涯にわたる健康的で活動的な生活習慣の形成にも役立つ可能性が高く、肥満や痩身を防ぐ効果もあり、幼児期だけでなく、成人後も生活習慣病になる危険性は低くなると考えられる。】と記載されています。
大阪府/令和3年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の概要 (osaka.lg.jp)
幼児期の運動はとても重要ですね。
運動する機会が減っていることが一番ですが、他に運動に関係することとして「靴」が重要になると当院では考えています。
靴が悪いと適切な歩行ができません。特に幼児期の適切な歩行を身につけていく時期に誤った靴選びをして適切な歩行を行わないと、うまく運動ができない・怪我をしやすい・成人後の身体のトラブルなどにつながります。
お子様の足や体を守るために正しいシューズ選びをしましょう。
正しいキッズシューズを選ぶポイント
①正しいサイズ
どんないい靴でもサイズが合っていないと身体に異常が起こりやすくなります。
特にキッズシューズは大きめのサイズを買う方が多いので、正しく歩けていないことが多くあります。
当院ではお子様のサイズ計測を無料で行っておりますのでお気軽にご相談ください。
②踵(カカト)が硬い
子供の足を守るうえで重要なポイントとして踵が大切です。
踵が硬いことで、足の倒れこみを防ぐことができるため、足の安定性が保たれます。
成長期にアーチ(土踏まず)が徐々に形成されますが、この時期に安定性の高い靴を履いてサポートしてあげることが重要です。
③つま先だけで曲がる
歩行の際はつま先(母指球あたり)で指が反って蹴りだすことでスムーズな歩行ができます。
つま先部分以外で曲がる靴だと前方への推進力が出ないため、歩行が悪くなり無駄な力が必要となり痛みの原因になることもあります。
④捻じれにくい
ソールが捻じれにくいことで歩行の際に足の傾きを抑えます。
柔らかい捻じれやすい靴だと足が左右に傾きやすくなり、痛みの原因になります。
ポイントを満たした靴でお子様の身体を守りましょう。
正しい靴選びをすることは、お子様の現在・将来の身体を守るためにとても重要です。
当院ではこういった相談やサイズ測定なども行っておりますので、お気軽にお電話・LINEでお問い合わせください。