腰椎椎間板ヘルニアとは

- 悪い姿勢での作業
- 長時間の運転
- コンタクトスポーツをしている
- 腰や臀部の痛み
- 足のしびれ、痛み
などの症状はありませんか?
もしかしたら、腰椎椎間板ヘルニアかもしれません。
症状
腰椎椎間板ヘルニアの主な症状は腰痛です。
他には
- 臀部の痛み
- 左右どちらかの足のしびれ、痛み
- 足に力が入りにくい
などの症状が出ます。
腰椎椎間板ヘルニアの場合は背筋を伸ばしている時や寝ている時は症状が軽くなり、背中を丸めたりなど姿勢が悪くなると痛みやしびれが強くなることがあります。
セルフチェック
- 立つ、座るなど動き始めに痛みを感じる。
- 洗面台で前かがみになると痛みが強くなる。
- 入浴など温めると痛みが楽になる。
- 短時間でも立っているのが辛い。
この中で1つでも当てはまる方は腰椎椎間板ヘルニアかもしれません。
また
- 仕事や子育てなど中腰の姿勢が多い。
- 重たい荷物をよく持つ。
- イスに座って作業することが多い。
- 猫背など姿勢が悪い。
など、このような動作をしている方は腰椎椎間板ヘルニアになりやすいので注意してください。
原因


腰椎は5つの椎体という骨が上下に連なって構成されています。
それぞれ椎体の間にはクッションの役割をはたす椎間板という組織があります。
その椎間板の中にある髄核(ずいかく)というゲル状の組織が椎間板から外に出てしまいそれが脊髄や神経を圧迫することで症状を発症させます。
この髄核が外に出てしまう原因としては加齢や日常生活での腰に対する負担によって起こってしまうので、普段から腰への負担をかけないようにするようにしましょう。
当院では
手技療法
関係している筋肉に対して施術を行います。
腰だけでなく、背中や肩への負担もかかっているのでそこもしっかり施術していきます。
ストレッチ
筋緊張や筋肉の柔軟性が落ちている場合があるので、ストレッチをして柔軟性を上げていきます。
筋膜リリース
筋肉をスムーズに動かすためには、筋膜の滑りの良さが必要です。
筋膜を柔らかく滑りを良くすることで腰周りの筋肉の柔軟性を引き出し、可動域を拡大させます。
日常生活での指導
姿勢が悪くなったり、腰に負担のかかる姿勢をしていると腰椎椎間板ヘルニアになる原因になります。
当院ではそのような日常生活での悪い姿勢をしっかりと見つけていき、身体に対して良い姿勢が出来るように指導していきます。
予防方法
腹筋のストレッチ
うつ伏せになります。
両手で床を押し、上半身を持ち上げます。
この際に腰に痛みがある場合はすぐに中止してください。
胸を開くように上半身を反り、お腹を伸ばします。
この状態を20秒キープしてください。
臀部のストレッチ
仰向けになります。
片方の膝をお腹に近づけるように膝を曲げていきます。
曲げた膝を両手で抱え、臀部を伸ばします。
反対も同様に行います。
注意
膝を曲げた際に痛みや違和感のある方はすぐにストレッチを中止してください。
首のストレッチ
首周りの筋肉のストレッチを行うことで柔軟性をだし、筋緊張を和らげます。
肩の力を抜きリラックスします。
右手を頭の左側に回し、頭を右に引っ張るようにゆっくり右に頭を倒します。
逆も同様に行います。
POINT
左右に倒す時身体も倒れないように姿勢は正して行いましょう。
最後に
腰椎椎間板ヘルニアは日常生活での負担が原因となって発症することが多いです。
普段から腰に対して負担のかかる動作を軽減させ、筋肉の柔軟性をアップさせるようにしましょう。
