【万博で足が痛い方へ】池田市の足の専門家が教える応急処置と後悔しない靴選びの全知識

「万博、本当に楽しかったです!…でも、最後の最後で足が痛くなって、帰りの電車が本当に辛くて…」

これは先日、当院に来られた患者様が、少し悔しそうにおっしゃっていた言葉です。

こんにちは。大阪府池田市で、足の痛みの専門院として多くの患者様と向き合ってきた、オアシス整骨鍼灸院です。この記事では、万博で足の痛みに悩むあなたが、今すぐできる応急処置と、次に備えるための正しい靴選びの知識を、足の専門家が分かりやすく解説します。

万博は想像以上に「歩く」イベントです

まず知っていただきたいのは、万博はあなたが想像している以上に「歩く」イベントだということです。会場のシンボルである「グランドリング」は一周約2km東西の端から端までは約1.5kmあり、一日で10km以上歩くことも珍しくありません。

普段の生活ではありえない長距離を、興奮と熱気の中で歩き続ける。だからこそ、普段はなんともない方でも「想定外の痛み」に見舞われてしまうのです。

万博後に多発する3つの症状

当院に来られる患者様が訴える症状には、いくつかの共通点があります。あなたも当てはまるかもしれません。

1. 足の裏のジンジンとした痛み(足底筋膜炎など)

「万博会場では大丈夫だったのに、翌朝、ベッドから降りた一歩目が激痛だったんです」と訴える方が非常に多い症状です。足の裏にある衝撃吸収の膜(足底筋膜)が、長時間の歩行で炎症を起こしてしまっている状態です。

2. 膝のお皿の下の痛み(膝蓋下脂肪体炎など)

「パビリオンの待ち時間で立ったり座ったりを繰り返すうちに、お皿の下がズキズキ痛くなってきた」というケースが典型的です。硬いアスファルトの上での長時間の立ちっぱなしや歩行が、膝に大きな負担をかけます。

3. ふくらはぎのパンパンな張り

「普段運動しているから大丈夫だと思ったのに、帰る頃にはふくらはぎが石みたいに硬くなってしまった」という声もよく聞きます。これは、筋肉が限界を超えて疲労しているサインです。

もう限界…!帰りの電車でできる緊急応急セルフケア

今まさに痛みに耐えているあなたへ。まずはこれだけ試してみてください。

1. とにかく休ませる、そして冷やす

可能であれば、座席に座り、足を少し高い位置(カバンの上など)に置きましょう。もし冷たいペットボトルなどがあれば、タオル越しに痛い場所に15分ほど当ててください。炎症を抑える効果があります。

2. 座ってできる、足首とふくらはぎの軽いストレッチ

靴を脱ぎ、つま先を手でゆっくりと自分の方へ引き寄せ、足の裏とふくらはぎを「痛気持ちいい」範囲で伸ばします。これを30秒ほどキープ。血流を促し、筋肉の硬直を和らげます。

3. 【最重要】無理はしない、勇気をもって休む

痛みが強いのに、無理して歩き続けるのが最も危険です。可能であれば、次の予定をキャンセルする勇気も必要です。あなたの体は、限界を知らせるサインを出しています。

もう後悔しない!万博を最大限に楽しむための「プロの予防策」

これから万博へ行く方、もう一度リベンジしたい方は必見です。ほんの少しの準備で、当日の快適さが劇的に変わります。

1. 運命を分ける「靴選び」3つの鉄則

万博に履いていく靴は、以下の3点を必ずチェックしてください。

  • かかとが硬いか:かかとを指で押しても潰れない、しっかりした靴を選びましょう。
  • ねじれにくいか:靴を雑巾絞りしても、ぐにゃぐにゃにならない硬さが必要です。
  • つま先だけが曲がるか:指の付け根の部分だけがスムーズに曲がる靴が、正しい歩行をサポートします。

デザインだけで選んだ柔らかい靴は、長距離歩行には最も不向きです。

2. 魔法の靴ひも「かかとロック(ヒールロック)結び」

一番上の靴ひもの穴を使い、写真のように輪を作って結ぶ方法です。これにより、靴の中でかかとが浮かなくなり、安定感が劇的に向上。足の疲れや靴擦れを驚くほど軽減できます。

3. 無理のない「動線計画」を立てる

一日ですべてを回ろうとせず、「今日はこのエリア」と決めて行動しましょう。また、会場の西ゲート側は比較的空いている傾向にあります。こまめな休憩と、水分・塩分補給も絶対に忘れないでください。

これは危険のサインかも?専門家への相談を考えるべき症状

セルフケアをしても、以下のような症状が続く場合は、単なる筋肉痛ではない可能性があります。早めに専門家にご相談ください。

  • 痛い場所が赤く腫れて、熱を持っている
  • 夜、寝ていてもズキズキ痛む(夜間痛)
  • 痛くて体重をかけることができない、歩くのが困難
  • 2〜3日経っても、痛みが全く引かない、むしろ強くなっている

万博後の足の痛み、私たちにお任せください。

「たかが足の痛み」と放っておくと、後々、慢性的な膝や腰の痛みに繋がることも少なくありません。万博の楽しい思い出を、後悔の記憶で終わらせないでほしいのです。

私たちは、あなたの痛みの原因を根本から見つけ出し、万博を心から楽しめる体づくりをサポートします。

「この痛み、どうすればいいんだろう…」

そう思ったら、どうか一人で悩まずにご相談ください。まずはLINEでの無料相談からでも構いません。あなたの足の状態を、私たち専門家に見せていただけませんか?

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